通信傍受法に基づいて、去年、全国の警察が行った携帯電話の通話の傍受はおよそ1万3000回でした。
22事件で70人の逮捕につながったことが警察庁のまとめで分かりました。
警察庁によりますと、去年、全国の警察が通信傍受法に基づいて行った通話の傍受は1万2899回に上りました。
この結果、22の事件で70人の容疑者の逮捕につながったということです。
通信を傍受したのは、容疑者らの携帯電話の通話で、最長で30日間に及ぶ傍受もありました。
対象は、覚醒剤密売などの薬物犯罪が10事件と最も多く、拳銃所持などの銃刀法違反事件、殺人や監禁、詐欺事件でも行われました。
通信傍受法が施行された2000年以降、241の事件で傍受が行われ、逮捕者は1495人に上っています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f5afca90deed63eceea2864a67c00fdbb791f86