宝塚歌劇団の劇団員だった女性が死亡した問題で、遺族側代理人は2月27日、東京・霞が関で記者会見を開き、機関誌『宝塚GRAPH(グラフ)』の記事で、女性にヘアアイロンでやけどさせるなどのハラスメント行為が指摘されている上級生が発言した内容について、「遺族の心情を傷つけるものだった」と批判した。

問題とされる記事は、2023年11月号(10月19日発売)に掲載されたもので、女性が亡くなった20日後に発行されている。記事では、宙組上級生が稽古に持っていく荷物について、「ヘアアイロンを持っていこうかな」などと発言していた。

遺族側代理人によると、今後、発行元である「宝塚クリエイティブアーツ」に対して、記事が掲載された経緯などの説明を求めていくという。同社の株主は、阪急電鉄株式会社(100%)。

https://news.yahoo.co.jp/articles/37855d0b6f4c8c57d27ce87f6b7fd4707ba36683