
東京 杉並区 児童の水筒の中身入れ替えか 保護者に説明
先週、東京・杉並区の小学校の児童が下校後に持ち帰った水筒のお茶を飲もうとしたところ、中身が塩素のようなにおいのする液体に入れ替えられていた問題で学校は27日夕方から保護者を集めた説明会を開いて、これまでに把握している経緯などを説明しました。
今月19日、杉並区立杉並第九小学校の児童が下校後に持ち帰った水筒のお茶を飲もうとしたところ変な味がしたことから、すぐに吐き出しましたが、少量を飲んでしまいました。
その後、児童に健康被害は出ていないものの、校長らが水筒の中身を調べたところ、塩素のようなにおいがする黄色みがかった液体に入れ替えられていたということです。
これを受け、学校は26日、同じ学年の児童の保護者を対象に説明会を開いたのに続き、27日はほかの学年の保護者を集めた説明会を午後5時から開きました。
学校などによりますと、児童は当日、登校後すぐにお茶を1回飲んだあとは下校するまで口にしませんでしたが、水筒を置いていた教室はほかの場所での授業のため無人になる時間帯もあったということです。
学校は今回の事案について26日警察に相談するとともに液体を提供していて、警察は今後、液体の特定を進めるなど詳しく調べることにしています。
説明会は午後7時ごろまでおよそ2時間開かれ、学校側がこれまでに把握している経緯や事実関係などを説明しました。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20240227/1000102391.html