自民党派閥による裏金問題を受け、岸田文雄首相は26日の衆院予算委員会の集中審議で、「SNSで『確定申告ボイコット』というハッシュタグがつけられた投稿が多く見られていることは承知している」と述べた。16日から所得税の確定申告が始まるなか、裏金問題に対する納税者の反発が高まっていることを認めた形だ。

 立憲民主党の城井崇氏が「確定申告ボイコットという言葉が飛び交っている。この言葉をご存じか」と質問したのに答えた。

 首相は「改めて国民のみなさんの厳しい目を強く感じているところだ。信頼回復に向けて強い覚悟を持って臨まなければならない」と語った。

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