メールは3月17日付のものだが、11月に米誌ニューズウィーク(電子版)が報じたことで改めて注目された。そこには「2021年8月にロシアは日本との局地的な軍事衝突をかなり真剣に準備していた。両国の対立が激化し、戦争に突入するという確信があった」と書かれている。

根拠としては、この時期にロシア軍が東部軍管区に電子戦用のヘリコプターを投入する一方、第二次大戦中に日本軍によるソ連兵捕虜への生体実験やソ連侵攻計画があったとする文書をFSBが機密解除したことを挙げた。
また、安倍晋三元首相が北方領土に関するロシアとの交渉と情報機関の強化を重視しており、交渉に日本が勝利すれば中露関係がこじれるとの見方も伝えている。

https://www.zakzak.co.jp/article/20221208-ZPPHLUHFKZNNTBJZJK2S2F77HU/?outputType=amp

ウクライナ侵攻をめぐり、すでにプーチン大統領は日本を「非友好国」、つまり敵国と認定した。さらに、4月1日にはロシアの大物議員である、政党「公正なロシア」の党首、セルゲイ・ミロノフ氏が、「ロシアは北海道の権利を有している」と見解を表明し、日ロ間の緊張感は増している。