イスラエル人監督に殺害予告 ベルリン映画祭でガザ停戦を呼び掛け
https://www.cnn.co.jp/style/arts/35215841.html
style
Arts
(CNN) イスラエルのジャーナリストで映画監督でもあるユバル・エイブラハム氏は、殺害予告を受けてベルリン国際映画祭からの帰国便をキャンセルしたことを明らかにした。
同氏は映画祭の受賞スピーチでアパルトヘイト(人種隔離政策)の状態を非難し、パレスチナ自治区ガザ地区での停戦を呼び掛けていた。
エイブラハム氏とパレスチナ人のバセル・アドラ氏は、共同で監督を務めた映画「No Other Land(原題)」で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した。
イスラエル当局が占領する自治区ヨルダン川西岸地区で、パレスチナ住民が家を追われたり、取り壊されたりする過程を追った作品だ。
2人の受賞スピーチは、独ベルリン市長や駐独イスラエル大使ら、ドイツとイスラエルの高官から反ユダヤ主義との批判を受けていた。
エイブラハム氏は27日、SNSへの投稿で「イスラエルの右翼集団が昨日、私を捜して家族の家に押し掛け、近親者を脅した。家族は夜中に別の街へ避難した」と述べた。
いかそーす
(おわり)