2月23日（現地時間22日）、アメリカ合衆国のニューヨークにおいて、志野光子国際連合日本政府代表部特命全権大使兼次席常駐代表と、テッド・チャイバン国際連合児童基金事務局次長（Mr. Ted Chaiban, Deputy Executive Director for Humanitarian Action and Supply Operations, United Nations Children's Fund）との間で、供与額18.2446億円の無償資金協力「人道上の危機の影響を受けた中東・北アフリカ地域における緊急対応計画（UNICEF連携）」に関する書簡の交換が行われました。
中東・北アフリカ地域では、シリア危機やパレスチナ情勢悪化に加え、2023年2月のトルコ及びシリアでの地震、同年9月のモロッコ地震とリビアでの洪水といった大規模な自然災害が発生しており、人道・治安状況が一層悪化しています。このような状況の中、児童・青少年といった脆弱な立場にある人々に対する教育や保護緊急サービスへのアクセス改善が喫緊の課題となっています。
この協力は、地震、洪水及び紛争の影響を受けた中東・北アフリカ4か国・1地域（シリア、トルコ、パレスチナ、モロッコ及びリビア）において、脆弱な立場にある人々に対する教育、保護及び衛生等の支援を行うことにより人道状況の改善を図るものです。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/pressit_000001_00383.html
