「ドレスを台無しにしたくない」ビリー・アイリッシュ、授賞式の壇上で大物女優の「顔面」にサイン...会場の反応は?

歌姫ビリー・アイリッシュが、2月24日に米ロサンゼルスで開催された全米映画俳優組合賞(SAG賞)授賞式で、コメディアンで女優のメリッサ・マッカーシーの顔面にサインをする即席パフォーマンスで会場を笑いの渦に巻き込んだ。
昨年公開されたディズニー映画『リトル・マーメイド』で海の魔女アースラを怪演して話題になったメリッサは、「あなたが母親の胎内にいる時にも会っている」と明かし、ビリーの母親が自身の最初の即興演技の講師で、その際にビリーを身ごもっていたことを告白。22年以上前の母親とメリッサの縁に驚きながら「それはすごいね」と返答したビリーに、メリッサは「思い出にサインをして」とおねだり。
しかし、サインを求めた場所がメタリックなドレスだったことから、ビリーは「ドレスを台無しにしたくない」と拒否。気を取り直して「じゃあ顔にサインして」とペンを差し出すと、今度は「いいよ」と快諾。二言返事でOKしたビリーにメリッサは、「きれいな顔を台無しにできない」とか言うのかと思ったと皮肉るも、相手にせずペンを手に顎をつかんで淡々と額にサインを始め、会場は大爆笑となった。
サインされながら話し続けるメリッサの口を手で塞いで黙らせると、「いい感じだよ」とノリノリでペンを走らせるビリー。しかし、途中で笑いを堪えきれず、思わず吹き出しそうになり、袖で顔を隠す場面もあった。
小さなハートマークを添えたサインが完成すると、2人は客席に向かって額を披露。その後は何事もなかったかのようにプレゼンテーターの役割を全うした。
メリッサは自身のインスタグラムに、ビリーの背中に腕を回して抱き着くような姿勢でサインをしてもらう写真を投稿。「昨夜、バケットリスト(生きている間にやりたいと思っていることを書き出したリスト)から削除した。顔はもう洗わない」とキャプションを添え、願いが叶った喜びを綴った。
コメント欄には「あなたが、ビリーの額にサインすべきだった。あなたの方が有名なのだから」「最高だし、あなたも大好き」「大笑いして鼻から飲み物が飛び出ちゃうから、あなたを見ているときは飲み物が飲めない」などの書き込みが寄せられ、「彼女は国の宝」との声も上がるなど、圧倒的な人気を誇るコメディ女優のコントに称賛の声が相次いでいる。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/culture/2024/02/post-103829_2.php


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