航空自衛隊春日基地所属の自衛隊員が、同僚の財布から現金を盗んだとして、懲戒免職処分となりました。
「パチンコに使うために盗んだ」などと話しています。
懲戒免職となったのは、航空自衛隊春日基地の西部航空警戒管制団整備補給群補給隊に所属する男性空士長(20代)です。
春日基地によりますと、男性空士長は去年6月13日午前、補給隊の更衣室で、ロッカーに入れられていた同僚隊員の財布から現金2万3千円を盗みました。
去年11月、被害にあった隊員が上司に相談し、その後、内部調査を進めたところ、男性空士長が関与を認めたということです。
男性空士長は調べに対し、「借財の返済やパチンコなどの遊興費に使うために盗んだ」などと話しています。
事件当日は、男性空士長は通常勤務で、勤務時間中の犯行だったということです。
春日基地司令の津曲明一空将補は、「今後教育を徹底し、服務規律の維持に努め、再び生起することのないように努めてまいります」とコメントしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b20dd0142ebe6ad1e9b111ae072b0adf8cc6258a