エスカレーターで立ち止まることを義務付ける条例を施行した名古屋市で、AI(人工知能)を使って安全な利用を促す実証実験が、中区の市営地下鉄伏見駅で行われている。
先進技術を生かした啓発の効果を確かめる狙い。今月末までの効果を検証し、主要駅での本格導入を検討する。

装置はAIと高精度センサーで利用者の動きを検知し、歩く人がいると、警告音を発して「条例違反です。立ち止まってご利用ください」などと音声で呼びかけ、立ち止まると「ご協力ありがとうございます」と伝える。
左側に立つ人が連なって乗り口が混雑すると、「片側が空いています。2列で立ち止まってご利用ください」と、右側も利用するように促す。

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