「初月から30万円以上稼げます」などと副業の勧誘をした上で、本来は入る必要のない高額な「サポートプラン」への契約を勧めていた副業サポート事業者2社について、消費者庁は注意するよう呼びかけました。

消費者庁が消費者安全法に基づき注意喚起を行ったのは、大阪市の副業サポート事業者「株式会社協栄商事」と「株式会社フィールド」の2社です。

消費者庁によりますと、2社はいずれも「初月から30万円以上稼げます」などと副業を持ちかけた上で、本来は加入する必要のない「サポートプラン」への契約も求めていたということです。

契約料を支払うため、消費者金融から金を借りるよう勧めていたケースもありました。

2社をめぐっては、2022年の9月から去年11月までの間に、全国の消費生活センターなどに304件の相談が寄せられていて、消費者庁が確認しただけでもあわせておよそ2億1000万円が2社に支払われていたということです。

消費者庁は、「簡単に稼げる」「楽に儲かる」などとする広告をうのみにしないよう注意を呼び掛けています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f2daa4ce0384bece617ab58e862e3310cc31d4ad