連続殺人犯の死刑執行失敗 米アイダホ州(AFP=時事)
https://news.yahoo.co.jp/articles/df0b9ed6d999150a68ba955056b347996eefbd5b

【AFP=時事】米アイダホ州で28日、連続殺人犯の薬物注射による死刑執行が失敗し、延期された。医療チームが静脈ラインを挿入できなかったという。

刑が執行される予定だったのはトーマス・クリーチ(Thomas Creech)死刑囚(73)。刑務所関係者や立会人によると、同死刑囚は1時間にわたり執行室の台に拘束され、薬物を注入するための静脈ラインの挿入が繰り返し試みられた。

アイダホ州矯正当局のジョシュ・テワルト局長は、8回にわたり腕と脚への挿入が失敗した後、刑の執行が中止されたと話した。

「現時点では、次がいつになるか、どういった手続きをとるのか分かっていない」「近日中に協議される」と話した。

アイダホ州では12年ぶりの死刑執行になるはずだった。

クリーチ死刑囚は1981年、刑務所で同房の受刑者を電池を入れた靴下で殺害し、死刑を言い渡された。それ以来40年あまり拘置されていた。

同死刑囚は当時、5人を殺害した罪で収監されていたが、これ以外にも数十人殺したと主張していた。

米国では近年、死刑執行の失敗がたびたび起きている。【翻訳編集】 AFPBB News



rv*****4時間前
BBCではAFP通信の情報を引用して、静脈注射の針を刺すのを失敗したのは10回だとあった。ここの記事と微妙に違っている不思議さ。

昨年、アイダホ州では議会で銃殺刑を認める法律が可決されたが、その施設が作られてないので、銃殺はできないらしい。

なんでも、「その注射による死刑を行う人は、初めてそのような訓練を受けて臨時に行う人なので、失敗することは驚くことではない」、と死刑囚の弁護士は話している。

また、今回のことで、この死刑執行令状は失効になったので、次どうするか検討中という。