ムスリム好物1位「ラーメン」 幅広い日本食に挑戦意欲

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ラーメン店でハラル対応のラーメンを味わう日本在住のムスリムの人たち=2023年11月、大阪市(ハラルナビ提供)

 イスラム教徒(ムスリム)向けに飲食店情報をインターネット配信する企業「ハラルナビ」(東京)の調査で、
ムスリムの9割近くが日本で食べたい料理に「ラーメン」を挙げた。
「すし」「すき焼き」の人気も高く、戒律が許せば、幅広く日本食を試したいムスリムの強い意欲が示された。

 イスラム教の戒律で許されるハラル料理を前提にした選択肢の中から、日本で食べたい料理(複数回答)を尋ねたところ、
「ラーメン」が87.8%と最も多かった。次いで「すし」(69.4%)、「すき焼き」(65.5%)、「うどん」(63.8%)、「天ぷら」(61.5%)の順だった。

 「訪れたい飲食店」の設問には、和牛提供店とする回答が目立った。

 ムスリムは戒律で豚肉やアルコールなどの摂取が禁じられている。日本での食事で心配な点(複数回答)は
「飲食店でハラル食品の提供があるか」(86.1%)、「スーパーなどでハラル食品が入手できるか」(77.9%)と続いた。
ムスリムの訪日旅行者拡大にはハラル対応が急務であることが鮮明になった。(NNA=共同)

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