インドの去年10月から12月までのGDP＝国内総生産の伸び率は、前の年の同じ時期と比べてプラス8.4％となりました。個人消費や設備投資などが好調だったことが要因で、13四半期連続のプラス成長となりました。
インド政府は29日、去年10月から12月までのGDPを発表しました。
それによりますと前の年の同じ時期と比べた伸び率はプラス8.4％でした。
その前の四半期である7月から9月まではプラス8.1％で、伸びが加速しています。
プラス成長は2020年の10月から12月以降、13四半期連続となりました。
要因としては14億人を超える巨大市場を背景に個人消費や民間の設備投資が好調だったことです。
さらにインド政府は、去年4月からことし3月までの2023年度の成長率の予測についても、これまでの7.3％から7.6％に上向きに修正しています。
インドでは、ことし5月までに総選挙が実施される予定です。
3期目を目指すモディ首相は、今回の発表を受けて「われわれの取り組みによって高い経済成長が続き、14億の国民のよりよい生活を実現していく」とSNSに投稿し、国民にアピールしました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240301/k10014375511000.html
