博多女子中 入試願書”出し忘れ”3人受験できず
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f5267f6b34ce0af63e6262b08c6694e01f7fd69
私立・博多女子中学校で公立高校の入試願書を学校側が出し忘れ、生徒3人が志望校を受験出来なかったことがわかりました。

願書の出し忘れが発覚したのは福岡市東区馬出の私立・博多女子中学校です。

学校などによりますと在校する中学3年生3人が古賀市にある公立高校の受験を希望していました。

この公立高校の入学試験は多くの県立高校が3月5日に行われるのに対し2月22日に実施されたため、願書の閉め切りは2月16日正午に設定されていました。

しかし、願書の提出を担当する学校職員が当該公立高校を県立高校と誤認し、願書の閉め切りは2月20日と思い込んだということです。

学校側は、16日午後2時半ごろ願書を直接、公立高校に持ち込んだ際にミスに気づいたものの「2時間前に打ち切った」と受理を断られ結局3人は受験できませんでした。

学校側は、当日夕方3人の保護者らに電話で経緯を説明し土日を挟んだ3日後、それぞれの家庭を訪問し謝罪しました。

保護者の1人は「ありえないミスだ。子どもは進路を絶たれ笑って卒業することもできない」と憤りを露にしています。

今回の願書の提出ミスについて公立高校を管轄する教育委員会は「公平公正性を必要とする願書の受付となるので、締め切り時間などは
学校の入試要項にしっかり書いている。皆さんそれを守っているので特別な対応はできない」としています。

学校側は2日にも保護者会を開き詳しい経緯について説明する予定です。