男性の性的魅力には容姿や知能、性格などのさまざまな要素が含まれていると考えられていますが、
「暴力的・攻撃的な行動」も一種の魅力となっている可能性も以前から指摘されています。

合計で1万人以上の被験者を追跡したデータを分析した新たな研究により、
「暴力的な傾向が強い男性はセックスパートナーが多い」との結果が示されました。

被験者らは15年にわたる調査期間中に合計で4回の調査に参加し、研究の一環として言語的な知能テストを受けたほか、
暴力・犯罪的行動や学業、性生活などに関する質問にも回答したとのこと。

研究チームは肉体的な魅力や健康状態およびその他の要因を制御した上で、
暴力的な行動がセックスパートナーの数と関連しているかどうかを調査しました。

分析の結果、男性では暴力的な傾向がセックスパートナーの数と有意に関連している一方、
女性の暴力的な傾向はセックスパートナーの数と関連しないことが判明したそうです。
https://gigazine.net/news/20210119-physical-aggression-attract-sexual-partners/