「大谷といえば、あのお店どうなったの?」──世界中が大谷翔平(29)の結婚を祝福している最中、記者に寄せられたある連絡。“あのお店”とは、埼玉・大宮にあるソープランドだ。
野球超人である大谷と風俗店。どうしても結びつかない話ではあるが、これは2017年9月に『週刊ポスト』が報じた「大谷翔平 風俗店にサイン騒動」という記事が発端だ。
大谷のサイン色紙がソープランドの待合室に飾られている──そんな話を聞いた記者が当時、店を訪れたところ、残念ながら色紙は撤去されていた。店員に話を聞くと、オーナーが大ファンだったため、知人を介してもらったサイン色紙を待合室に飾っていたという。
もちろん大谷本人が遊びに来たことはないのだが、事情を知らない客からすれば、「え、大谷が常連なの??」と勘違いしかねないということもあり、当時所属していた日本ハムも取材に応じ、風俗店側に《誤解を招くような掲出は止めていただきたいと求め、以後も同様のことがないよう注意を促した》という。報道後、SNSでは「迷惑すぎる」「大谷の有名税すごすぎる」などと話題になった。
大谷は同年オフにメジャー挑戦を表明し、日本人には無理だと言われ続けたMLBホームラン王を獲得するなどまさに漫画の主人公のような活躍で、国民に夢を与えている。大ファンだったオーナーもさぞ喜んでいるのではないか。
結婚発表後、同店を訪れた。変わらず大宮界隈では人気店で、平日も客が多いようだ。女性スタッフはこう語る。
「騒ぎになってからサインはお店では飾っていないはずです。オーナーが家で大事に飾っていると聞いたことがあります。変わらず大谷ファンのままで、メジャーでのサインが欲しいと漏らしているとか。
私たちもお客さんから『あの記事を見たよ、この店でしょ』と言われたこともあります。サイン実物を見たいと頼まれたこともありますが、私たちは持っていないので。遊びに来たことはもちろんないですよ(笑)」
大谷の活躍は日本を元気づけている。