
【速報】妻を殺したとして有罪判決を受けた夫 高裁は控訴を棄却 一審と同じ懲役19年の判決【白浜保険金殺人事件】(関西テレビ) - Yahoo!ニュース
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殺人犯か、悲劇の夫か。
大阪高裁は4日、和歌山県白浜町で妻を溺れさせ、殺害した罪に問われた夫の控訴を棄却。一審と同じ懲役19年の判決を言い渡しまた。
結婚式で幸せそうな表情を見せる2人。
しかし、2年後、和歌山県白浜町で夫婦でシュノーケリングをしていた際、夫の野田孝史被告(34)がトイレに行っている間に、妻の志帆さん(当時28歳)が溺れ2日後、搬送先の病院で死亡。
志帆さんに他殺を示す外傷はなく当初は事故と思われました。
しかし、事件の1カ月前から夫婦の間には離婚話が浮上。原因は、野田被告の不倫で相手の女性は当時、妊娠していました。
さらに、志帆さんには複数の生命保険がかけられていたことや、被告が白浜に行く前日、「溺死に見せかける」などと検索をしていたことから疑惑の目が向けられます。
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3年前の2021年3月、一審・和歌山地裁(武田正裁判長)は検察側の「砂」による殺害の立証を認め懲役19年の判決を言い渡しました。
弁護側は、事故の可能性もあるとし無罪を主張して控訴。
実は、救命医が見たという胃の中の砂は、すぐに廃棄されたとし残っておらず、司法解剖でも胃を含む体のどこからも砂は一粒も見つかっていないのです。
そうしたことから、二審では3人の法医学者を含む4人の証人尋問が行われ、一審で有罪の決め手となった「砂」の存在自体について調べ直す異例の展開となりました。