庭野平和賞に米モハメド・アブニマー氏 宗教間対話実践の平和活動家 | 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20240227/k00/00m/040/220000c
庭野平和財団（理事長＝庭野浩士・立正佼成会主席）は27日、宗教的精神に基づいて世界平和に貢献した個人や団体を表彰する「第41回庭野平和賞」を、紛争解決学を研究する米アメリカン大教授のモハメド・アブニマー氏（61）に贈ると発表した。
アブニマー氏は、イスラエル北部・ガリラヤ生まれのパレスチナ人で、米国在住。イスラム教と他宗教の相違を超えた対話や紛争解決を進める「平和と正義のためのサラーム研究所」をワシントンに設立し、所長を務めている。世界各地で宗教間対話を実践し、平和構築を担う人材の育成にも取り組んでいる。
贈呈式は5月に東京であり、賞状とメダル、賞金2000万円が授与される。【南陽子】
庭野平和賞受賞者一覧
https://www.npf.or.jp/peace_prize/recipients
