2025年大阪・関西万博で、各国が独自に設計・建設する「タイプA」パビリオンを出展するオランダ政府は5日、夢洲(大阪市此花区)の会場建設地内で、建設工事の安全を祈願する地鎮祭を行った。出席した在大阪オランダ総領事館のマーク・カウパース総領事は、万博閉幕後にオランダ館を日本国内の別の場所に移設し、再利用することを検討している事実を明かした。
オランダ館は「コモングラウンド(共創の礎)」をテーマとし、建物の中心部に太陽やクリーンエネルギーを象徴する球体を備えているのが特徴。最新の環境技術などを紹介する計画という。