作詞家・森雪之丞 アイドル、アニメ、ロック、ミュージカルを経て古希の誓い

「詩を読む場所をつくりたい」

1/31(水) 10:30配信

 作詞家として48年のキャリアを持つ森雪之丞は、ジャンルを横断した
活動を続けてきた。布袋寅泰、hide、氷室京介、氷川きよしなど多くの
アーティストからの支持に加え、シブがき隊、斉藤由貴らの
アイドルソング、さらに「キン肉マン」「ドラゴンボール」
「キテレツ大百科」などのアニメソングでも確かな足跡を残した。
近年は舞台・ミュージカルの世界に進出し、手がけた歌詞は
2700曲を超える。そんな森が70歳の節目を迎え、自選詩集
「感情の配線」を発表。その記念イベントが1月25日に都内で行われた。

 書店内の会場に俳優の猪塚健太、声優の牧野由依、礒部花凜を
ゲストに迎え、単独での朗読パート、役柄を分担した戯曲詩が
披露された。同詩集にはこれまで発売した5冊の詩集から
厳選したものに加え、戯曲詩、文字列が形を作る図形詩が
書籍に初収録されている。

 まず森がひとりで登場。観客の反応を確かめながら、
これまでのキャリア、詩作への思い、今後の目標を冷静かつ情熱的に話した。

 1月14日に古希を迎えた。「びっくりしましたけど
70歳になってしまった。昨年、音楽の仲間でちょっと早く
天国に行った連中が多くて、自分が70になって何をしようか考えた時、
みんなの分まで頑張ろうという気持ちがありました」と語り始めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5e4cf4df0323d6f850392eaaeef8f65e9892e1ab