
立憲民主党の小西洋之氏は、安倍派のパーティー収入の議員側へのキックバック(還流)について、派閥の会長と事務局長(職員)で取り扱う案件として20年ほど前から行われていたことは自民党の聞き取り調査に複数の議員が証言しているとして、「(当時の会長だった)森元総理が関与していたのは客観的に明らかだ」と指摘。森氏に事実関係を確認した上で実態を説明するよう求めたが、岸田首相は「調査では具体的に森元総理の関与を指摘するような証言は確認されていない」などと拒否。「実態把握の努力は続ける」と言い訳のように繰り返した。
森氏は1998年から2006年にかけて、自身の首相在任期間(2000年4月~2001年4月)を除き清和政策研究会の会長を務めている。
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