投資に参加した人の7割が損をしているという金融庁の調査が話題になっています。市場参加者のほとんどが儲かっていないというのは投資の世界では常識なのですが、なぜそのようなことになってしまうのでしょうか。

金融庁が昨年11月に公表した報告書によると、金融機関を通じて投資信託などを購入した顧客の中で、2020年3月時点の損益がプラスになっている人は30%で、残りは損益がマイナスになっていることが分かりました。