https://news.ntv.co.jp/n/fct/category/society/fcab24add07e1747569a7a77e749698f08

あまり知られていない、あるいは忘れられてしまった重要な事実がある。
約13年前に起きた福島第一原発の事故で最大の危機とされたのは水素爆発や漏れ出た放射性物質による被ばくではなく、4号機の核燃料を保管するプールだった。
プールの水が干上がれば1535体の核燃料が溶けだし、膨大な量の放射性物質が人々が暮らす環境中に放出され、東日本に人が住めなくなると予測された。
その危機を食い止め、暴走する原発を安定化させるに至った背景には、ある中国企業の「善意」があった。