客の女性に性風俗の仕事を紹介した疑いで、逮捕・送検された仙台市のホストクラブ「NOBLE」の元店長・草苅亮二容疑者(36)。

ホストクラブでは源氏名の“神代剣(かみしろつるぎ)”を名乗っていた草苅容疑者は、と称して従業員に犯行の手口を指南していたことが分かった。

「借金、将来(プレイヤー)、デリの話をする」「風俗やらせる武器、カード」これらの言葉は、塾に参加した従業員が残したメモに書かれていた。

草苅容疑者らは、マッチングアプリを通じて知り合った女性と数回デートした後、自身が働くホストクラブに誘う。そこで多額の金を使わせ、借金ができると稼げる仕事があると性風俗の仕事を斡旋していたという。

塾では、女性と会う回数についても細かく指導しており、初めて会う際の心構えを「堂どうと!!自分を作る」「相手が話してる時に自分の話もする」「声のトーンを2種類」などと説いていた。

6回目は、水族館や遊園地などで“想い出作りのデート”。その後、女性に対し、LINEで「すごく楽しかったし、もっと一緒に居たいと思ったけど、自分の事嫌いになってほしい」というメッセージを送るよう伝えていた。

いったん別れを切り出し、その半日後、相手の女性が寝ている時間に「会ってほしい」というメッセージを送信。こうして、相手の心を揺さぶり、性風俗で働くようを勧めるのだという。

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