
環境省は安全な処理ができる水準として、1キロ当たり8千ベクレル以下の土壌を資材化する方針。これまでに南相馬市、飯舘村、中間貯蔵施設内の計3カ所で道路や農地などに実証利用した。周辺環境や健康に問題のある観測値は出ていない。
しかし、県外での実証試験は難航している。同省は22年12月、東京、埼玉、茨城の3都県で計画を公表したが、地元住民の強い反発を受けた。昨秋には「まずはこれまでの取り組みの成果をまとめる」と一部自治体に伝え、計画を事実上先送りした。
除染土再生利用が鍵 最終処分基準、24年度に提示へ
https://www.minyu-net.com/news/sinsai/serial/13/03/FM20240307-842491.php
除染土は東京ドーム11杯分 「県外最終処分」廃棄物の行方は《東日本大震災・原発事故 福島の13年》
https://www.fukushima-tv.co.jp/localnews/2024/03/2024030700000002.html