安藤サクラ、「百円の恋」中国版の女優は「仲間」、チャウ・シンチー映画への出演も希望
安藤が主演した2014年公開の日本映画「百円の恋」をリメークした中国映画「熱辣滾?」は、
今年の春節(旧正月)連休に合わせて2月10日に封切られ、興行収入34億元(約710億円)を
突破し、今年の春節市場で最大のヒット作となった。
安藤はインタビューで、「百円の恋」が中国でリメークされてヒットしたことについて
「うれしい気持ち」とし、「私がやりたかったことを、同じ作品を同じ女優という職業で
分かち合って、一つの作品を違う国で作る。
(ジア・リンには)お会いしたこともないけど、仲間が増えたような。仲間と言ったら
失礼なのかもしれないけど。自分の心も体も削らなければいけない作品なので
不思議な気持ちです。
いつかお会いしたいと思いますし、早く作品を見たいと思います」と語った。
また、香港出身の俳優・映画監督チャウ・シンチー(周星馳)の作品に
出演したいとも語った。
https://www.recordchina.co.jp/b929744-s36-c70-d0192.html
百円の恋・あらすじ
斎藤一子は、32歳になっても実家にひきこもりの自堕落な生活を送っていた。父親の孝夫は
役立たずだったが母親の佳子が弁当屋を切盛りしており、比較的平穏に過ごせていた。
しかしある日妹の二三子が子供を連れて実家に出戻ってきたことにより、問題を抱えるようになる。
一子は、二三子の子供とはテレビゲームで良い関係を築いていたいにもかかわらず、
二三子と歯医者に母親が治療費を出すかで喧嘩、母親からもお金を貰って追い出されてしまう。
一子は一人暮らしを始め、夜な夜な買い物に行っていた百円ショップに勤めることになるが、
そこは実は社会の底辺の人間達が集まる巣窟のような場所であった。店長の岡野淳は
うつ病で、店員の野間明はバツイチで口うるさくてしつこい。
また、元店員で、レジの金を盗んだ池内敏子は、毎晩廃棄される焼きうどん弁当を盗みに来るという。
一子は、いつもストイックにボクシングの練習をする狩野祐二に興味を持っていた。ある時、
狩野が百円ショップにバナナを置き忘れ、一子がジムまで届けに行った際、急にデートに誘われる。