
米国では新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)期に住宅と株式の価値が上昇し、一般的なシニア層で資産が約9万1000ドル(約1350万円)増えたことが、新たな調査で示された。
セントルイス連銀が連邦準備制度理事会(FRB)の家計資産調査(SCF)のデータを用いて調査を実施。この数字は、2019-22年時点で65歳以上が世帯主である家計の純資産増加額の中央値だ。40-64歳の世帯は5万7800ドル(中央値)増加した。
18-39歳の世帯は3万1600ドルと年齢別で最も少ない増加額にとどまったが、低いベースとの比較ということで増加率では最大だった。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-03-08/SA0560T1UM0W00