「特に目についたのは共産党だ。『カクサン部』という特設サイトを作り、ゆるキャラたちが分かりやすく政策等を説明していた。よく知らなかった共産党の主張が、ネット選挙解禁により見えやすくなった」。「東京」7月31日付に掲載された大学生のネット選挙についての投書です。
「カクサン部」とは、日本共産党が参院選でネット上に立ち上げた特設サイト。「ブラック企業」根絶を訴える「雇用のヨーコ」、経済問題を縦横に語る「がまぐっちゃん」などキャラクター8人が、ネット上で党の政策や情報を発信して話題になりました。「雇用のヨーコ」に扮(ふん)する人が各地に現れました。
「産経」7月25日付は「『ネット世代』をうまく取り込んだのは自民党と共産党」として、「歯に衣(きぬ)着せぬ辛口で語る『雇用のヨーコ』や、志位和夫委員長を想起させる『しいさあ』も登場し、話題を集めた」と紹介しています。