
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20240309/2000082619.html
イギリスは、来年の大阪・関西万博に出展するパビリオンの概要を発表し、世界規模の課題の解決に貢献する、イギリスの最新技術を展示したいとしています。
イギリスは8日、大阪市内で大阪・関西万博に出展するパビリオンのコンセプトを発表しました。
それによりますと、テーマは「よりよい未来を作ろう」という思いを込めて「COMEBUILDTHEFUTURE」です。
気候変動など、世界規模の課題の解決に貢献するイギリスの最新技術に来場者が触れる場を目指すとしています。
建物は箱形で「偉大なことは小さな始まりから生まれる」という理念のもと、積み木を積み上げてひとつの建物にするイメージで、2012年のロンドンオリンピックで使われた資材も活用し、閉幕後も再利用することが可能だとしています。
大阪に駐在する総領事で、万博の政府代表を務めるキャロリン・デービッドソン氏は「パビリオンはイギリスの過去、現在、そして未来が繰り広げられる舞台だ。万博に参加する全ての人にその一部となってもらいたい」と話していました。
パビリオンの建設は近く始まり、ことし10月中旬までには主な工事を終える見通しだということです。