サウジ最高裁、イスラム教徒にラマダン開始を告げる三日月を探すよう呼びかけ｜ARAB NEWS
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リヤド: サウジアラビアの最高裁判所は、王国内のすべてのイスラム教徒に対し、日曜日の夕方にラマダン開始を告げる三日月を探すよう呼びかけた。
2024年3月10日（日）はイスラム暦1445年シャバーン29日に相当する。もし日曜日の夕方にラマダンの三日月が見えれば、ラマダンは3月11日月曜日に始まる。そうでない場合、聖なる月は3月12日（火）から始まる。
最高裁判所は、肉眼または双眼鏡でラマダンの三日月を見た人は、その場所の最寄りの裁判所に通知し、そこで証言を記録するよう求めている、とサウジアラビアの報道機関は報じている。
サウジアラビアの月観測委員会は通常、ラマダン開始予定日までの数日間、月を観測しているが、自身で月を観測したいイスラム教徒も観測することが奨励されている。
ラマダンの聖月が始まると、世界中のイスラム教徒が、忍耐、慈善、地域福祉を奨励するイスラムの実践の一環として、夜明けから日暮れまで一切の飲食を断つ断食を行う。
