
クリストファー・ノーラン監督映画『メメント』全国の映画館でリバイバル上映
クリストファー・ノーラン監督映画『メメント』が、2024年4月19日(金)より全国66館にて1週間限定でリバイバル上映される。
クリストファー・ノーラン監督映画『メメント』全国の映画館でリバイバル上映|写真1
最新作『オッペンハイマー』が第96回アカデミー賞で作品賞はじめ7部門を受賞、そのほか多数の映画賞でもノミネートと受賞を重ねているクリストファー・ノーラン。今回は同作の公開を記念して、ノーラン監督にとって初の商業映画作品である『メメント』のリバイバル上映が決定した。
映画『メメント』は、何者かに妻を惨殺された主人公・レナードが、犯人への復讐のために事件解決へと突き進むミステリー/スリラー映画。そのショックから記憶障害を患ったレナードは自身の記憶を10分しか保てず、ポラロイド写真に書き込んだメモや、身体に刻んだキーワードのタトゥーを記憶媒体として駆使することで、事件の真相へと迫ってゆく。
クリストファー・ノーラン監督映画『メメント』全国の映画館でリバイバル上映|写真4
その構成にはとある仕掛けが施されており、本来であれば物語を客観視できるはずの観客もまた、記憶を10分間しか保持できない主人公レナードと同じ視点を体験できる本作。
公開当時わずか11館だった上映劇場は、その革新的な内容から口コミによって徐々に話題を広げ、最終的には500館以上に拡大。全米でロングランヒットを記録するとともに、監督の出世作として広く知られていくこととなる。
『インセプション』や『インターステラー』『TENET』など、“時間”を題材にした難解ながらも画期的な作品の数々を生み出しているクリストファー・ノーラン。映画『メメント』は、長編映画第2作、また初の商業映画作品にして、監督のエッセンスが凝縮した作品となっている。
映画『メメント』あらすじ
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舞台はロサンゼルス。保険調査員のレナードの家にある日、何者かが押し入る。彼の妻はレイプされた後、殺害された。
その時のショックで、レナードは10分しか記憶を保てない前向性健忘という記憶障害になってしまう。ハンディを背負いながらも、犯人を捜し出そうとするレナード。ポラロイド写真にメモを書き込み、事件に関するキーワードは全身にタトゥーとして彫り込む。
しかし謎を追えば追うほど、更なる謎が広がっていく…。はたして、レナードは犯人を見つけることが出来るのか?
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