火とはなにか?

火は現象

 物質と酸素が結びつくことを酸化と言います。
 この酸化反応がある条件で起こるときに熱と光を発します。
 このとき私たちが感じる光と熱の正体が火・炎です。火は水や鉄のような固定の質量を持った物質ではなく、可燃性の物質と酸素が反応して熱と光を出している“現象”なのです。
 高速の発熱反応を燃焼といい、通常は光の発生を伴います。 また一般的に、燃焼現象のうち燃焼による圧力の上昇とそれに起因する構造物の破壊を生じる現象を、(燃焼における)爆発と呼んでいます。
  酸化反応でも、鉄が錆びる場合のような低温でゆっくりと起こる酸化は燃焼とは呼んでいません。
https://www.mnc.toho-u.ac.jp/v-lab/combustion/comb01/basic02.html