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兵庫県警は11日、住民から通報を受けたのに必要な捜査をしなかったとして、たつの署の駐在所に勤務していた男性巡査部長(52)を犯人隠避容疑で書類送検し、停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。巡査部長は同日依願退職した。

 調べに対し「面倒くさかった」などと述べ、容疑を認めているという。

 送検容疑は2023年5月28日、管内の男性住民から住居侵入などの被害申告を受けたのに、必要な捜査を怠った疑い。

 監察官室によると、巡査部長は通報を受け、被害者宅の室内に設置されていた防犯カメラに、自身の知り合いの男性が侵入する様子が映っていたことを確認したものの、防犯指導だけで対応を終えていた。 【時事通信社】