13日午後10時20分ごろ、神戸市中央区元町通3、元町3丁目商店街のアーケード内で、軽ワゴン車とワゴン車が衝突した。軽ワゴン車の助手席に乗っていた神戸市東灘区の無職女性(82)が出血性ショックで死亡した。
兵庫県警生田署によると、軽ワゴン車を運転していた女性の夫(87)は骨折の重傷を負い、「車が暴走した」と説明しているという。
アーケード内を清掃作業中だったワゴン車の男性会社員(27)は軽傷だった。
現場は歩行者専用道で、西進していた軽ワゴン車とワゴン車が正面衝突したという。「(軽ワゴン車が)猛スピードで突っ込んできた」との目撃情報があるほか、現場から約300メートル東にある大丸神戸店前の交差点付近から、軽ワゴン車がアーケード内に入る映像が付近の防犯カメラに残っていたという。
現場にいた帰宅中の男性(48)は「アーケードは夜も車が通らず、安心して通れる道。こんなひどい事故が起きるなんてあぜんとした」と話していた。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202403/0017430009.shtml