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15日午前10時25分ごろ、岐阜県大垣市高屋町のJR大垣駅で、車両から煙が出ていると駅員から119番があった。東海道線の大垣発米原行き普通列車（4両編成）の車体の連結部分が焦げて煙が上がり、乗客ら約200人が避難する事態となったが、けが人はいなかった。
岐阜県警大垣署などによると、駅の2番ホームに停車していた列車の3両目と4両目の連結部分で、何らかの理由で火花が上がり、焦げて煙が上がったとみられる。火は間もなく消えた。車両の確認のため運転を一時見合わせた。
この車両に乗っていた名古屋市の40代男性会社員は「発車直前に『パーン』という音がして、すぐ車内が暗くなり、補助灯がついてもう一度、大きな『パーン』という音がした。後ろから2両目で煙が出ていたようだ」と話す。
大垣市の会社員男性（57）は「午前10時10分ごろ、発砲音のような爆発音がして、白い煙がホームに広がった。『避難してください』という声が聞こえ、乗客は落ち着いた様子でホームから駅舎内へと避難していた」と話した。
