ロシア下院は24日、性的少数者(LGBTQ)に関する「宣伝」を全面的に禁止する改正法案を全会一致で可決した。
同性愛を広めるような内容の報道だけでなく、映画や小説なども禁じるもので、上院を通過後、プーチン大統領の署名で成立する見通しだ。

ロシアでは同性愛に否定的な風潮が根強い。
プーチン政権には、同性愛に関する規制を強化し、欧米から「伝統的価値」を守ると主張することで、ウクライナ侵略でも国民の支持を得る狙いがあるとみられる。

https://www.yomiuri.co.jp/world/20221126-OYT1T50054/