東エルサレムのパレスチナ難民キャンプで12歳の少年がイスラエルの警察官に射殺され、波紋が広がっている。
少年はイスラム教のラマダン(断食月)恒例の花火で遊んでいたが、警察は花火を「凶器」と捉えて銃撃したと説明し、国家治安相も警察官を擁護した。
イスラエルに対するパレスチナ人の反発が一層強まる事態が懸念される

国境警察は「花火の発射や投石など治安部隊の命を脅かす暴動が起きていた」と釈明した。
ベンヤミン・ネタニヤフ政権に極右政党を率いて入閣するイタマル・ベングビール国家治安相も「花火を発射しようとしたテロリストを殺害した戦士をたたえる」と擁護した。

https://www.yomiuri.co.jp/world/20240316-OYT1T50010/