ドイツのアナレーナ・バーボック外相は、ウクライナにモスクワとの交渉を呼びかけたフランシスコ法王の姿勢を「理解できない」と厳しく批判した。

フランシスコ法王は週末、スイスのテレビ局のインタビューで、モスクワのウクライナ侵攻から2年経った今、「白旗を上げて交渉する勇気を持つべきだ」と発言し、大騒動となった。

「私には理解できない」とバールボック氏は日曜深夜の公共放送ARDのトークショーで語った。

戦争が始まって以来、何度もキエフを訪れているバールボック氏は、「自分の目で見なければ理解できないこともあると思う」と付け加えた。


バールボック氏は、ウクライナとその同盟国が「今、力を示さなければ、平和は訪れない」と語った。

「私たちはウクライナの側に立ち、ウクライナが自国を守れるように全力を尽くさなければならない」と彼女は付け加えた。

ドイツは、米国に次いでウクライナへの軍事援助を行っている。

https://insiderpaper.com/german-foreign-minister-criticises-pope-on-ukraine/