大津綾香氏 みんつく党破産で記者から借金の事前把握問われ「ほとんど知らなかった」

みんなでつくる党の大津綾香党首が19日、破産開始手続き決定後、初めて表舞台で会見した。

国政政党が破産となるのは前代未聞で、会見にはメディアや配信者のほかに帝国データバンクや東京商工リサーチなど信用調査会社の記者も訪れた。

大津氏は破産に至った経緯を説明した中、信用調査会社の記者からは「非常に素朴な疑問」として、昨年3月に立花孝志氏から党代表の座を引き継いだ時に10億円を超える借金についての説明がなかったかを問われた。

大津氏は「ガーシー議員の辞職や立花氏に有罪判決が出たりとかで党に対しての風向きが悪くなって、イメージを刷新したいところで、『もう日がないから早くしてくれ』みたいな感じで党首になった。借金についてもほとんど知らなかったので、代表になった日に『借金あるけど大丈夫なの?』みたいなことは周りの人に言われた。それが何のことか当時は分からなかった」と釈明した。

党が多額の借金を抱えていることは当時から周知の事実だったが、大津氏は状況をよく理解しないまま党首就任の打診に応じてしまったとした。

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