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真昼の路上で現金１０億ウォンを奪い逃走したグループ…２０代の暴力団員も加担＝韓国
仮想通貨を安く売ると言って個人投資家をだまし、路上で１０億ウォン台の現金を奪った疑いが持たれている２０～３０代のグループが起訴された。メンバーには組織暴力団員も含まれていたことが明らかになった。
仁川（インチョン）地検強力犯罪捜査部（部長イ・ヨンチャン）は特定経済犯罪加重処罰法上詐欺の疑いで組織暴力団員Ａ（２８）とマネーロンダリングブローカーのＢ（２８）ら全５人を拘束起訴したと１８日、明らかにした。
Ａらは先月１９日午後４時ごろ、仁川市東区松林洞（ソンリムドン）再開発地域一帯の路上で４０代の個人投資家Ｃさんから現金１０億ウォン（約１億１２００万円）を奪い取った容疑が持たれている。
グループは相場より安い価格で仮想通貨「テザー（Ｔｅｔｈｅｒ）コイン」を売ると言ってＣさんを再開発地域に誘い出し、現金１０億ウォンを受け取ると大型バンに乗って逃走した。
被害者Ｃさんは警察の事情聴取で「１０億ウォンは仮想通貨投資のために借りた知人のお金と私のお金を合わせたもの」としながら「Ａらとは知人の紹介で知り合ったと話した。
調査の結果、Ａは今回の事件の主犯ではなかったが、仁川で活動する組織暴力団のメンバーであることが分かった。
これによって犯行に加担した６人のうち５人は拘束起訴され、現場で被害者に捕まった共犯１人は警察の補完捜査を受けている。
検察関係者は「警察が補完捜査中の１人を除いた残り５人を先に起訴した」とし「被疑者が罪に相応する刑を宣告されるように裁判にも徹底的に備える」と話した。
