暴力団組員らの数が減り続け、2万400人と過去最少を更新した一方で、闇バイトなどで集まる犯罪グループ「トクリュウ」は1万人を超え、治安上の新たな脅威となっていることが警察庁のまとめで分かった。また、大麻の検挙人数が6482人で初めて覚醒剤を超え、過去最多だった。
(中略)

一方、SNSを通じてつながり、手を組んだり離れたりして特殊詐欺や強盗など闇バイトによる事件や、違法な風俗店などに関わる犯罪集団「匿名・流動型犯罪グループ」いわゆる「トクリュウ」とみられる摘発者は、1万人を超えた。この3年間で「トクリュウ」による犯罪とみられる検挙人数は、SNSで実行役を募集する強盗や窃盗が195人、特殊詐欺が6170人、営利目的の薬物事件が2292人、偽装結婚、身分証偽造、不法就労などの犯罪インフラ事件では1721人だった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6b9097aa732b4f4343d4b7b173cd19731ca62d0b