午前の日経平均は続伸、史上最高値更新 米株高を好感
浜田寛子
2024年3月21日午後 12:09 GMT+91時間前更新


午前の日経平均は続伸、史上最高値更新 米株高を好感
 3月21日、午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比666円92銭高の4万0670円52銭と、続伸した。写真は都内にある証券会社の株価ボード。2020年5月撮影(2024 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 21日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比666円92銭高の4万0670円52銭と、続伸した。日米の金融政策イベントを通過した安心感や前日の米株高を背景に、買いが先行した。日経平均の上げ幅は一時700円を超え、史上最高値を更新した。指数寄与度の大きい銘柄や半導体株が堅調に推移したほか、輸出株も上昇した。
日経平均は前営業日比507円高としっかりでスタートし、寄り付きで史上最高値を更新した。米連邦公開市場委員会(FOMC)は政策金利の据え置きを決定し、引き続き年内に少なくとも0.75%ポイントの利下げを想定していることが示された。前日の米国株が上昇した流れを引き継いで、日経平均は一時745円高の4万0748円77銭まで上昇した。
物色動向としては、ハイテク株や主力銘柄が堅調だった。米半導体メモリーのマイクロン・テクノロジー(MU.O), opens new tabが市場予想を上回る第3・四半期売上高見通しを示し、時間外取引で株価が上昇したことが半導体株の買いを誘ったとの指摘もあった。
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/MDAZZ3KFPJJIVO6Q3T2HKIUCHA-2024-03-21/