「自分の口座が消えている」JA大樹町の27歳の職員の女、20数人の顧客の約6700万円を着服…職員の部屋から199万円だけ回収「自宅に置いておくのが怖くなり、ごみステーションに捨てた」すでに懲戒解雇、刑事告訴含め協議

 JA大樹町の27歳の職員の女が、顧客の貯金口座を勝手に解約、2年間でおよそ6700万円を着服し、懲戒解雇されていたことがわかりました。

 JA大樹町によりますと、貯金課の27歳の職員の女は、おととし3月から今年2月までの2年間で、顧客の定期貯金口座を勝手に解約し、およそ6700万円を着服していました。 

 2月末、窓口を訪れた客から「自分の口座が消えている」という問い合わせがあり、内部で調べたところ、20数人の顧客の40件以上の口座で被害が確認されました。

 また、職員を19日付けで懲戒解雇しましたが、職員は金の使途などについて「自宅に置いておくのが怖くなり、ごみステーションに捨てた」などと話しているということです。

 JA大樹町は、職員の部屋から199万円を回収したとし、残りの被害額の弁済を求め、刑事告訴も含めて弁護士と協議中と話しています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e5d96e5b559a36f0f9f3df448e3cd33c2ef934c3