■CPU
ルーターのCPUは主に「ルーティングの性能」に関係します。

CPUはWANとLANの変換の速度、大雑把にいえばインターネット回線側の性能をどこまで引き出せるかを決めるものです。逆をいえばLAN内部での通信にはほとんど影響を与えません。有線LANにも若干の影響を与えますが同一ネットワークで変換処理をしない場合はほとんど負荷になりません。

2024年時点ではアマゾンなどで3000~4000円程度で売られているWi-Fiルーターでも5Gbps前後のルーティング性能があります。ちなみにファイヤーウォールのルールを複雑に設定すると半分の2.5Gbps程度まで性能低下します。どちらにしろ一般的な1Gbpsのインターネット回線ではまったく気にする必要のない部品となります。

一方でインターネット回線が10Gbpsの場合はその性能を引き出すのに最重要なパーツとなります。

https://monobook.org/wiki/Wi-Fi%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%83%E3%82%AF%E8%A1%A8%E3%81%AE%E8%AA%AD%E3%81%BF%E6%96%B9