「病院にも撤去で協力をお願いしている」産廃処理会社が“感染性廃棄物”を長年放置 許可出した県に病院側は「責任押し付け」宮城
https://news.yahoo.co.jp/articles/73c164f1f2f6fe48ce3b143493d4d321b099f59d
宮城県加美町にある産業廃棄物処理会社が、県内の病院などから処理の委託を受けた「感染性廃棄物」を長年にわたり放置していたことがJNNの取材で分かりました。この会社は、「処分を終えた」と虚偽の報告をしていたということです。


加美町にある産業廃棄物処理会社「砂押プラリ」は、病院などから出る医療用の廃棄物「感染性廃棄物」の処理を請け負う会社です。
本来、焼却処分が必要な臓器などを長年そのまま保管し実際は処理していないのに処理が終わったと偽っていたということです。

「砂押プラリ」は、宮城、岩手、福島、茨城、富山の5県で100を超える病院などと取り引き関係にあります。「砂押プラリ」の社長はJNNの取材に対し2019年の大雪で
工場の屋根が崩落して以来廃棄物の処理が滞るようになったが、病院から処理の依頼があったため引き受けていたなどと説明しています。

砂押プラリは去年10月、県から「産業廃棄物処分業」の認可を取り消されました。

この問題について県は「必要に応じて指導は行っていた」と説明する一方、これまで許可を出してきた責任については明言を避けています。


いかそーす 

(おわり)