21日は、国連が定めた「世界ダウン症の日」です。ダウン症の人やその家族への理解を深めてもらおうと、東京都庁など、各地の建物でライトアップが行われました。

国連では、毎年3月21日を「世界ダウン症の日」と定めていて、都内では、東京都庁の庁舎がダウン症のシンボルカラーにちなんで青と黄色で照らされました。

ダウン症は染色体の異常が原因の先天性の症候群で、筋肉の緊張感が低く、知的な発達に遅れがあることが多いという特徴があり、心臓や目などの病気を併発することもあります。

600人から800人に1人の割合で生まれるとされ、成長のペースは比較的ゆるやかですが、医療や教育が進んだことで多くの人が一般的な学校生活や社会生活を送れるようになっています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240321/k10014398521000.html