交番勤務中にゲーム機で遊んでいたとして、奈良県警が天理署地域課の40歳代の男性巡査部長を本部長注意の処分にしていたことが、わかった。処分は5日付。

 県警監察課によると、巡査部長は天理市内の山の辺交番に勤務。昨年11月~今年2月、勤務中に私物の「ニンテンドースイッチ」を休憩室のテレビに接続し、計10回17時間にわたって遊び、仕事を怠っていた。

 同課員が月数回の抜き打ち検査業務で、2月1日に交番を訪れ、テレビに接続された状態のゲーム機を発見。巡査部長は調査に「事案が少ない時間帯にゲームをしていた」と認め、反省しているという。今後、ゲーム機で遊んでいた時間分の給料を巡査部長の給料から差し引く方針。

 監察課は「職員の指導を徹底して再発防止に努める」としている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240320-OYT1T50043/