藤浪は8回から6番手として登板。1回を1安打1失点、2三振だった。

いきなり先頭打者に左前打されると、1死後、右打者とは逆の左バッターボックス付近でワンバウンドする暴投で二進を許した。

次打者の二ゴロで2死三塁となると、今度は右打者の背後を通過する大暴投で三塁走者の生還を許した。

直球の最速は97.3マイル(156キロ)で、2三振こそ奪ったものの、制球はまるでイップスに陥ったかのうように乱れに乱れた。

変化球で必死にカウントを取りにいく投球は、藤浪の本来の投球にはほど遠いものだった。

 これで、今春オープン戦は5試合に登板し、3回2/3を投げ、防御率12・27。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c00ac91aabca20b996637d295f5add7fb749a54a