トラブル相次ぎ知事陳謝「想定以上の利用」…福井の県民鉄道「ハピライン」 
北陸新幹線延伸に伴い、JR北陸線の福井県内の大部分を引き継いだ第3セクター「ハピラインふくい」で開業日の16日にトラブルが相次いだことを受け、杉本知事は21日、定例記者会見で「想定以上の利用があり大変な行列ができた。ご迷惑をおかけした」と謝罪した。
同社は県や県内自治体などが出資し、杉本知事が会長を務めている。

同社によると、福井駅では16日、自動券売機が1台しか用意できず、購入希望者で長蛇の列となった。また、駅や車両が混雑したことで遅延も発生した。こうしたことを受け、同社は18日、同駅の自動券売機を1台増設した。

一方、杉本知事は、JR西日本が運営を担っていたときより編成車両数が減ったことも指摘し「イベントへの対応力が落ちていることは間違いない」として、車両の運用などを柔軟に検討していくとした。

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